冬将軍やっほー♡♡♡シーナだよう♡♡
いつ寝雪になるのやら、スニーカーを辞める駆け引きをシーナは近頃ずっとしています。
さて、ニャートピアをはじめとしたシャングラグループは現在休業中です。シーナもご多分に漏れずですが、みなさまも可処分時間がMOREになったのでは〜、と思います。
そんなみなさまへの今回のシーニャン・珠玉の一冊をご紹介致します。
推し、燃ゆ 宇佐見りん著 河出書房新社
内容紹介
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。(Google book参照)
「推し、燃ゆ」という題名とあらすじにどきっときたみなさん、その「どきっ」めちゃくちゃわかります。
今このブログを読んでくださっているみなさまはきっと、いやぜったい恐らくたぶんどこかの界隈に「推し」を持っている同士だと思われますのでね。「推し」を持つものの性です。
「推し」って意味は「推し」を持ったことがある者しかわからないのってあるあるで、「推し」を持たざる者に「推し」の話をすると、『何それ付き合いたいってこと〜?』とか『同性推し?どういうこと?』とか的外れも甚だしい言葉を投げ掛けられたりしますよね。
(「推し」のゲシュタルト崩壊ごめん、たぶんもっとこれからする)
いやちげーから、
この「いやちげーから」のモヤるきもちをこの小説は昇華させてくれます。きもちええ。でもきもちええだけではなくて胃が痛くなる共感もあるのがまたすごい。
確実にそこには在るけれど言葉には出来なかった「推し」へのきもちが可視化されて「うう、見事」と唸るしかありません。すとんと引っ掛かりが落ちて本当にすごいです。
推し方は千差万別なことは承知の上で定型だと思うことは悪手だとはわかっていますが、たぶんみなさま読んだら「ああそれ!それが言いたかった!」となると思います。
シーナも「推し」ついては何度も考えていて、わたしは「推し」そのものではなくて「推し」の偶像が好きなのではないかとか、「推し」にとったらわたしなんて全然知らん人間なのにそんな人間に生きる意味にされていてごめん、とか。わたしなんかが推してごめん、とか。
「推し」って自分にとっての主役だし極上に美味しいけれども、表裏一体危険な側面も孕んでいるじゃん、でも「推し」なんだもん好き〜〜〜〜〜。
結局ここになる。「推し」を前にすると結局愛にとろけて脳死IQ3で「しゅき〜♡」ってなる。好き。
シーナ的には筆者は21歳の現役大学生なのも超アゲで、シーナと近い世代の才能ある方がが「推し」についてこんなにこんなに吟味して咀嚼して書いてくれて何だか誇らしいです。自作もまじでたのしみだよう。
先述の通し推し方って十人十色だからみんなの推しについて、推し方についても知りたいな♡じっくりシーナにおしえてくれ。休業明け楽しみにしています。
最後にニャートピアに推しを持っているみなさまへ。
店推しの方
すべてはあなたのおかげです。博愛主義は世界をすくう、ラブアンドピース。そのままのあなたでいてください。
推し持ちの方
もっと推しをあまやかしてやってくれ!シーナはあなたの「推し」というメインディッシュの為に極上のウェルカムドリンクか食後のコーヒーになれるようにがんばるぞ!
シーナ推しの方
まじでめっちゃセンスあるからしあわせにします。いつも有難う。LOVEちゃんと感じています。
「推し、燃ゆ」だけはまじで読んでって思います。すごいから。話はそれからだ。
いつも長々とごめんね、そろそろ筆を(指を?)置きます。健やかにお過ごしくださいませ。
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